A子「S博士、不妊につながる性感染症はありますか?」

S博士「そうだね。性感染症にかかっても、すぐに気づいて治療をすればあまり心配することはないんだけれど、気づかずに放置すると病状が進行して、不妊の原因になることがあるよ」

A子「私、子供大好きで結婚したら絶対に子供が欲しいんです!」

B男「僕も結婚したら子供が欲しいなあ」

S博士「クラミジア感染症はもっとも感染する確率の高い性感染症だね。しかし女性は感染しても気づかない場合があるんだ。最初に子宮頸管で炎症を起こし、卵管へと進行してしまうと、卵管が詰まりやすくなるため卵管性の不妊症になることがあるよ

A子「とても恐いですね。痛みはないのですか?」

S博士「炎症がひどくなると激しい腹痛になるけれど、それまでは気づかないということも多いんだよ」

A子「不妊の原因になるのはクラミジア感染症だけですか?」

S博士「そんなことはないよ。淋菌感染症の場合は、骨盤内感染症を起こす確率はクラミジア感染症よりも高いんだ。骨盤内感染症も不妊の原因になるよ」

B男「男性の場合はどうですか?」

S博士「よく聞いてくれたね。不妊というと女性側の問題と捉えられがちだけれど、男性が原因ということもよくあるんだ。男性もクラミジア感染症や淋菌感染症にかかると、尿道炎を起こすね。それを放置すると精巣上体炎に進行する。すると精子の通り道がふさがってしまい、無精子症と診断されることもあるよ」

B男「男性も性感染症には充分気をつけないと、不妊の原因になり得るわけですね」

S博士「その通り。性感染症は自分の健康を害するだけではなく、将来のパートナーとの夢を壊してしまう可能性もあるんだね」

A子「今だけ楽しければいい、と思うとつい性感染症になってしまうようなことをしてしまいますね」

B男「そうだね。将来のことを考えて、今の自分の行動に責任を持ちたいね」

S博士「二人とも、よくわかってくれたね。性感染症にかからないようにすること、もし、かかってしまったらすぐに適切な治療することで不妊につながらないようにしたいね」